相続した財産で納付する

故人から財産を取得した者は相続税を納付しなければなりません。

相続税は一括で納めることが原則となっていますが、故人の遺産の中に現金がほとんどないという場合、自腹を切って納付しなければならないことになってしまいます。
そんな方に認められている相続税の納付方法が「物納」です。


物納とは、相続税を現金ではなく故人から取得した財産で支払うという納付方法です。故人から財産を取得したが特に使うつもりはないという場合に利用しやすい制度と言えますが、残念ながら物納は誰にでも認められている納付方法ではありません。一括で納付することができず、また分割で納付する(延納)ことも難しいという場合に仕方なく現金以外のものでの納付を認めるという制度です。物納財産として認められている財産は、故人から取得した財産のみとなります。

そのため、自分の持っていた車等を物納財産とすることは認められていません。

故人から取得した財産であれば相続税を計算する際にその評価額を既に計算していますが、自分の車等を物納財産とする場合、その評価額を新たに計算しなければならなくなるためです。
また、物納財産には順位があり、不動産や株式など換金しやすい財産があるにも関わらず、換金しにくい財産を物納財産として申請しても許可はおりません。

申請し却下されたとしても、20日以内であれば物納財産の種類を変更して再申請をしたり、延納の申請をすることも認められています。
条件はそれなりに厳しいですが、現金払いが難しいという場合は一度申請してみて下さい。


http://www.soumu.go.jp/menu_news/kouhoushi/
http://www.kenchikushikai.or.jp/touroku/meibo/
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/tag/tags.php?tag=%E5%90%8D%E5%88%BA